シニアが趣味を持つべき理由とメリット7選

効果別おすすめの趣味

趣味があると人生が充実するとよく聞くけど、シニアで年金生活だからお金もかけられないし、先の未来も心配で趣味にあてる時間がもったいない…。そんな風に考えて、毎日の生活を繰り返してはいないですか?趣味なんて、わざわざするほどのことかしら?そう思っているうちに月日が流れて、重い腰がますます重くなってしまいます。

かおかお
かおかお

シニアこそ趣味を持っていた方が絶対に良いです。認知症予防体力の維持記憶力アップ幸福感アップとメリットはたくさん

たとえば足腰が痛くて「趣味を見つけるのが大変なんだ」そんなシニアもいると思います。もし痛みが軽減する趣味があるとしたら試してみたくないですか?痛みを忘れて時間が過ごせる趣味を見つけられたら、どんなに素晴らしいでしょうか。

趣味を持って楽しむようになると、おっくうと思えることもおっくうでなくなります。つまらない毎日が、楽しみになるんです。朝喜びで目を覚ますそんな毎日が過ごせたら、身体が不調でも受け止められるようになります。

かおかお
かおかお

夢中になれる趣味が見つかれば、身体の不調よりも大切なことに目が向くようになります。

シニアが趣味を持った方がいい、絶対的な理由と趣味を持つことで得られるメリット7つを紹介します。

シニアが趣味を持った方がいい絶対的な理由!身体の痛みに囚われない生き方ができるから

毎日の暮らしの中に喜びはありますか?身体が不調で、なかなか趣味を楽しむ心の余裕がないという方もいると思います。そんな方も、あえて趣味に興じることをおすすめします。人生の喜びは自分で探さないとなかなか見つからないからです。楽しみは自分で作らないと、向こうから勝手に訪れることはないんです。

シニアにおすすめ■1日は24時間 24時間のうちで夢中になれる時間を持とう

夢中になれる時間、我を忘れて没頭する時間を過ごすことができると幸福度は高まるという研究があります。また身体的苦痛がある状態であっても、痛みに支配されない生き方が大切です。我を忘れて夢中になれるものがあることで、その苦痛から少しの時間でも解放されることができます。

痛みや苦しみに囚われないで、今を生きることが幸せのヒント

人生で起きる不幸な出来事は、いつも突然起きて避けることができません。避けられない不幸のことを仏教では第一の矢と呼びます。しかし、人間を本当に苦しめているのは、不幸の後、その出来事に囚われて動けなくなる自分なのです。不幸な出来事に思い悩む自分を仏教では第二の矢と呼びます。お釈迦様は第二の矢を自分に向けて放たないことが大切と言われています。

起きた不幸は、過去の出来事。事故や身体を壊して痛みを感じているなら、痛みは今あるものですが、痛みがある中で今できることを探すことが大切です。常に今を生きる姿勢が第二の矢を放たない不幸に囚われない生き方。

第二の矢を放たなければ、苦しみのループから抜け出せる

不幸なことが起きたとき、その瞬間身体的な痛みや精神的な苦悩を感じるものです。

第二の矢の特徴として、過去から未来に向けての自分へのネガティブ感情が挙げられます。「私」はなぜこんな不幸に見舞われたのか?「私」の過去に原因があるんじゃないか。「私」の苦しみは、これからも続くのか…。頭の中で過去の自分と未来の自分を延々と責め続けます

科学的に、この第二の矢はメンタルに良くないことは明らかになっています。(サイエンスライター鈴木祐の著書「無(最高の状態)」)

“自分を責め続ける”第二の矢を放つ時間を断つために、シニアにとって趣味が有効

自分を不幸にする第二の矢と、趣味はなんの関係があるの?と疑問に思いますよね。

これが関係大ありなんです!

趣味に打ち込むことで、第二の矢を止めることができるからです。

人は何かの作業に意識を集中すると、この堂々巡りの自分を責め続ける第二の矢から解放されます。夢中になるということは、我を忘れるということ。自分に対しての過去も未来も考えない時間が大切になってきます。

慢性的な痛みを抱えるシニアに、趣味をおすすめする科学的根拠

慢性的な痛みは、長引く組織の損傷によるものではなく、もう最悪だという「破局的思考」(第二の矢)も強く関係していることが分かっています。日常のストレス値が高いほど痛みは感じやすくなります。

痛みを処理する脳が、破局的思考ストレスによって痛みを生み出してしまう場合があります。(慢性的な痛み、脳の恐怖心が作り出す? 心理療法で改善ナショナルジオグラフィック)趣味があれば、趣味についやす時間分、自分を責め続けずに済みます。破局的思考とストレス療法を解消できる趣味で、痛みで苦しむ人生から自由になりましょう。

シニアが趣味をもつメリット①孤独が解消される

会社を退職すると、今までの人付き合いが変わります。シニアは自宅がある生活圏での友人関係が重要になってきます。また、年をとりパートナーに先立たれ、一人暮らしを余儀なくされる事態も起こります。退職後の第二の人生を孤独に過ごさないためにも、趣味を持つことは大切です。

シニアが趣味をもつメリット②運動不足の解消

退職後、家にいる時間が長くなると、食べる量は変わらないのに消費するエネルギーが減ってしまうので、肥満になりやすくなります。シニアは積極的に、運動を日常生活の中で取り入れていかないといけません。運動しない生活を続けると、筋力の低下関節の可動域が狭くなり、ますます動きづらい身体になってしまいます。

シニアが趣味をもつメリット③認知症予防

人は年を取ればとるほど、新しいことに挑戦する機会が減っていきます。幼い子どもは経験していることが少なく、大人になるにつれて未経験のものはなくなってきます。

シニアであれば、積極的に新しいことに挑戦しない限り、初めて経験するというものがなくなってしまいます。新しい趣味を始めるのがおすすめです。

新しい場所に出向き、経験したことのないことを経験することで、脳は活性化され認知症予防につながります。また新しい経験は幸福感が高まると研究で明らかになっています(科学者たちは、幸福と1日の活動の関連性を突き止めました (inverse.com))。

シニアが趣味をもつメリット④人間関係の維持

会社を退職してからの生活は、働いていたころと比べて一変します。シニアになったら積極的に外へ出ることがおすすめ。外へ出ずに、誰とも会わない日が何日も続いてしまうのは良くありません。社会的なつながりのなさは健康に悪い影響を及ぼすことがわかっているからです。すすんで趣味を持ち、さまざまな活動に参加してみましょう

シニアが趣味をもつメリット⑤生きがいを感じられる

楽しみがなければ、人生はつまらないもの。夢中になれる趣味を持つことは、シニアにとって充実した第二の人生には欠かせません。趣味を通して友達を作ったり、新しい経験をしたり。自分の世界を広げるきっかけになります。自分にとって大切な趣味を育てていきましょう。

シニアが趣味をもつメリット⑥趣味が高じてビジネスになることも

今はインターネットで自宅にいながら、商品を売ったり買ったりすることが簡単にできます。シニアにも挑戦してもらいたいのが、自分でお金を稼いでみること。お裁縫が得意な人は、小物を作ってminneメルカリで売ってみるのはいかがでしょうか。また、写真や絵が得意な人は写真acイラストacなどもおすすめです。

シニアが趣味をもつメリット⑦人生が充実する

友人と他愛のない話をしながら笑顔で過ごす時間。夢中で作業に取り組んだり、運動でさわやかな気分を味わったり。趣味をボランティアにすれば、人の役に立つ実感が味わえます。ペットを飼うことでぬくもりを味わうこともできます(最後まで責任をもって飼うことは必須です)。

趣味は多種多様で、人の喜びの数だけ存在します。「自分はシニアで、もう年だから」なんて言い訳はせず、意欲的に自分の人生を充実させていきましょう。

まとめ

夢中になれる趣味を持つことは、シニアのこれからの人生を充実させるためにとても大切なことです。心身に不調がある場合であっても、趣味に打ち込む時間を持つことで、自分を苦しめるネガティブ思考のループを途切れさせることができます。夢中になれる趣味の時間イコール幸福な時間です。

シニアが趣味をもつメリット7選

  1. 孤独が解消される
  2. 運動不足の解消
  3. 認知症予防
  4. 人間関係の維持
  5. 生きがいを感じられる
  6. 趣味が高じてビジネスになることも
  7. 人生が充実する

積極的に趣味を探して、自分の人生を充実させましょう。シニアに限らず誰もがみな、喜びを得るために生きているのですから。

タイトルとURLをコピーしました